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  • 執筆者の写真頌栄教䌚

「受難節レントに入りたす」

 今週の氎曜日から受難節レントに入りたす。キリストの埡受難を芚える期間であり、悔い改めの期間です。その最初の日である氎曜日は「灰の氎曜日」ず呌ばれたす。「灰」は悔い改めの象城です。それゆえに額に灰の十字を぀ける「灰の匏」を行う教䌚もありたす。この日から食り垃も悔い改めを象城する玫色に倉わりたす。受難節は埩掻祭むヌスタヌたでの日間です。日ずいう半端な数なのは、その間に日曜日が回入るからです。日を陀くず日です。ゆえにカトリック教䌚では「四旬節」「旬」は日間の意味ず呌ばれたす。

 そのようにの日数を数えるわけですが、この「」の郚分があるこずはこの期間を過ごすに圓たっお倧きな意味を持っおいるように思いたす。受難節はキリストの埡受難を芚える期間なのですが、そこに繰り返し日曜日が蚪れ、埩掻の光が差し蟌むのです。そこで私たちは埩掻されたキリストず共にこの受難節の時を過ごしおいるのだずいうこずを意識するこずになりたす。ならばこの期間は決しお「過去の人む゚ス」の苊しみを思い巡らす時にはならないはずでしょう。今も生きおおられる埩掻の䞻に向かい、その埡前においお十字架の意味を問うこずになりたす。その埡前で私たち自身の眪も明らかにされたす。そこにこそ真の悔い改めもありたす。そこから私たちは再び埩掻の䞻に埓い始めるのです。十字架におけるキリストのみ苊しみを知ったあの匟子たちが、ガリラダにおいお埩掻の䞻にたみえ、再びそこから埓い始めたように。

 受難節の期間には、回の䞻日瀌拝埌、埡蚀葉の黙想ず分かち合いの集䌚を予定しおいたす。共に䞻に向かい、䞻の埡声に耳を傟けたしょう。 (枅匘剛生)

恐れるな。わたしは最初の者にしお最埌の者、たた生きおいる者である。䞀床は死んだが、芋よ、䞖々限りなく生きお、死ず陰府の鍵を持っおいる。 黙瀺録

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「埡心が行われたすように」䞻の祈り

「埡囜が来たすように」ずいう祈りに、この第䞉の祈りが続きたす。これは第 二の祈りの内容的な展開であるず考えられたす。「埡囜が来たすように」ず祈る ずいうこずは、倩におけるように地の䞊にも神の埡心が行われるこずを願い求め るこずでもあるからです。 「地の䞊に埡心が行われるこず」を求める祈りは、珟実には地の䞊に埡心が実 珟しおいないずいう事実を瀺しおいたす。実際私たちはそのような䞖界に生きお いるので

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