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執筆者の写真頌栄教会

週の初めの日

 今日は「週の初めの日」すなわち日曜日です。教会は日曜日に礼拝のために集まります。それは特別な意味を持った日だからです。ユダヤ人の安息日は「週の七日目」、すなわち土曜日です。正確には金曜日の日没から土曜日の日没までです。もともとユダヤ人であったキリストの弟子たちがユダヤ教の会堂に集まっていたのは「週の七日目」の安息日だったのです。しかし、やがてキリスト者は「週の初めの日」、安息日が明けた翌日、すなわち日曜日に集まるようになりました。もちろん休日ではありません。それゆえに夜遅くもしくは早朝に集まるようになりました。そうまでして集まったのは、今日の聖書箇所が伝えるように、「週の初めの日」にイエス・キリストが復活したからです。それゆえに教会は二千年後の今日に至るまで日曜日に集まることをやめませんでした。そして、これからも続けていくことでしょう。

 このように日曜日に共に集まり礼拝すること自体が、キリストの復活を信じる私たちの信仰の表現であるとも言えます。日曜日の礼拝が表しているように、私たちが信じているのは過去の人イエスとその教えなのではありません。復活して今も生きておられ、私たちを救うことのできる救い主です。その御方が死を打ち破ってよみがえってくださったゆえに、私たちはもはや死を恐れる必要はありません。そのことを信じ告白して共に主をたたえます。そのような日曜日の中でも今日は特別な日曜日。主の復活を祝うイースター(復活祭)です。毎週日曜日に集まる私たちがその信仰の原点に立ち戻る日です。       (清弘剛生)

週の初めの日、朝早く、まだ暗いうちに、マグダラのマリアは墓に行った。そして、墓から石が取りのけてあるのを見た。 ヨハネ20:1

その日、すなわち週の初めの日の夕方、弟子たちはユダヤ人を恐れて、自分たちのいる家の戸に鍵をかけていた。そこへ、イエスが来て真ん中に立ち、「あなたがたに平和があるように」と言われた。 ヨハネ20:19

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